米ドルに何が?


米ドルが、覇権通貨の地位を追われている。
基軸通貨であるドルが暴落したら、
あらゆる所で破綻が生まれてくる。
もちろん、その波は米国債保有ナンバー1の
日本に致命的な影響を与える。
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1)ケニアの大統領は数週間以内に価値が低くなるため保有している可能性のある米ドルを取り除く必要があると発表した。図1
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2)プーチン大統領は ヨハネスブルクで 開催されている Brics サミットの為 アフリカに 到着した。Brics 加盟国の 拡大により、今までの基軸通貨$USドルを 排除した。各国 自国 同士での 通貨 取り引きが 可能に なる 革命的な 世界貿易の 幕開けだ。つまり覇権通貨のドルへの三下り半だ。
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3)中国は米国債保有を世界的な金融危機以来の最低水準に引き下げた。同時に、中国は金準備を増やしている。図2
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アメリカの銀行は米国債を購入したために破綻した。これからも破綻する。
「世界で最も安全な資産(米国債)」は、世界で最も危険な資産になってしまった。
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図3) アメリのバンクが「保有する国債に莫大な損失が出ている」ことがわかりますね。アメリカの銀行は米国債を購入したために破綻した。金利が上昇すると債券は価値を失うのだ…そして、これがシリコンバレー銀行に起こったこと。
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日本も米国債を購入したために損失を出している。国別保有残高では、1位の日本が米国債1兆782億ドル保有(Jetro)。米国債は今や損失のカタマリだ。 ガクブル・・・
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連邦準備制度FRBそのものが、3,300億ドル (約 44兆円)以上の「未実現損失」を報告しており、この銀行を完全かつ完全に破産させている。いわんや日本をや。いわんや中央銀行の協調金融緩和とか・・・できるのか?
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今回の金融クラッシュ(世界恐慌2・0)は、即座に世界を金縛りにする。今日のテーマのドル覇権崩壊だって、株式市場崩壊よりやばい。でも、みんな知らない。債権崩壊の経験がないからだ。だが、それはもう始まっている。止めようがない。

 

▼ 図1

▼ 図2

▼ 図3