風雲急を告げる国債異変。

阿南市がぁ~というローカル論争どころじゃない。
阿南市議会どころじゃない。
世界の金融が崩壊寸前だ。
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世界のインフレ率が上がれば上がるほど、日銀は紙幣を刷りまくる。しかし、緩和が加速すればするほど、(インフレの)崖が近づいたときにブレーキを強く踏む必要性が高くなり、危険度が増す。その結果、日本の金融市場が、劇的で予測不可能な段階にまもなく入るだろう。
【画像2】
世界は灼熱のインフレ環境だ。この中で、円は10年債利回りを0.25%に維持していくとされる。日本銀行は本日、イールドカーブ・コントロールの目標を守るため、たった1日で1兆5000億円超の国債を購入したが、10年物国債利回りは日銀のYCCコリドーの上限である0.25%を上回った。
これは何を意味するか?
市場による国債の売り圧力が日銀の買い能力を上回ったのだ。

 

 

【画像3】
ドイツ銀行のサラベロス氏が計算したように、現在の買い入れペースが続くと、日銀は6月におよそ10兆円の日本国債を買い入れることになる。この数字をGDP調整したら、FRBが毎月3000億ドル以上のQEを行っているのとほぼ同じになる!
つまり、日銀は国債を買ってドルを支えている。日銀の敗北はドルの敗北につながる。

 

 

【画像4】
10年日本国債利回りが大変な事に急上昇している。やがては日本人の変動住宅ローン破綻者も続出するだろう。

 

 

【画像5】
指値オペによる市場への介入が常軌を逸して巨額だ。日銀が無理やり強制して価格は操作できているかもしれないけど根本原因は全く解決していない。いつまでもそんな操作が効き続けるような小さな世界じゃない。
オペ1日3兆円。毎日のようにやっている。

 

【画像6】
日本の利回りが急上昇する中、円暴落が加速するとどうなるか?MMT実験の破滅的な終焉を迎えそうだ。円が不換紙幣の崖から転落し、円建て貯蓄の国内保有者がドルや暗号通貨に逃避した場合、そしてその時はどうなるのだろうか。通貨の崩壊を避けることはできない。私たちは歴史的な体験をすることになる。