虚飾の道化師

2016.03.18

 

以下の番組出演を即座に辞退した。

 

4月より放送予定であったフジテレビ「ユアタイム」(2016年4月より予定)

テレビ朝日系列ネットTV「Abema TV」(2016年4月より予定)

フジテレビ「とくダネ!」

テレビ朝日「報道ステーション」

BSスカパー「Newsザップ」

81.3FM J-WAVE「MakeIT21」

 

ショーンk。(笑)...男前。(笑)

 

テレビ界のすべてが、

虚飾だらけということを立証した男。

顔、名前から学歴まで幅広く化粧を施したわけだが、

はったりだけで、ここまでのし上がれるのがすごい。

有能すぎる。

 

 

●テレビ界、大慌て

 

テレビ局はキャスティングするも「経歴」でしか人物をみてなかったわけだ。

あと顔とか声とか(笑)。

「経歴」をその人の根拠だと言うなら、

何も根拠も無い人物にでまかせを言わせて、うなずいてるのが

テレビだったわけだ。

だから、彼は報道やテレビがいかに無根拠・無内容かということを立証したわけだ。

ヒーローじゃないのか?

●証券界、仰天

 

経歴をその人だとするなら、それを信じて証券会社はこの人にコンサルだの講演だの頼んでいたわけだ。

発注者も虚飾なら、聞く方も虚飾だ。

セミナーでこの講演を「なるほどー」とかうなづきながら真顔で聞いてる「意識高い系」だったわけだ。

逆に本物のコンサルタント(ボストンとかマッキンゼー)の方がつまんないといって敬遠されていたわけだ。

 

内容をその人だとするなら、もっとスゴイ。

彼の講演が、真実の学歴からは信じられないほど学識あふれた内容だったなら、それはそれでおもしろい。高度な経済内容を咀嚼して伝達しようという努力のカタマリだったわけで、それが価値ある講演だとしたら、実力で海外大学だの院卒だのを凌駕していたわけだ。

努力の人じゃないのか?

●コケにされた感の「テレビ・雷通」が黙っておかない(笑)

 

過去には虚飾・詐欺師というのは、多々登場したが・・・。

 

・野々村事件

・サノケン事件

・ゴースト作曲家事件

・建築基準法偽装

・マンション杭打ち偽装

・食品偽装

 

今までは、レポーターもキャスターも、『他人の畑の文句を言ってりゃ良かった』。

 

今回は、自分の領地、しかも全国ネット、雷通のシマを土足で荒らしに来た!

 

黙っておかない!

湾に浮かぶか?

靴下が口か?

そこを覚悟の・・・

勇気がスゴイ!?

●信用の崩壊?

 

かつて、この速報で、「言語信用の崩壊」という記事を書いたことがある。

2015-07のことだ。

 

そこでは日本社会に蔓延する言語の言い換え、誤魔化し、すり替え、責任逃れなどの現象を、取り上げてみた。

あれからも、信用の崩壊現象はますます隠せなくなっている。

 

・メルトダウンを5年後にやっと認めた。(マニュアルがあるのを知らなかった)

・甲状腺ガンの発生率を、ホとは無縁と言っている。

・国立競技場に聖火台をつくるのを忘れていた。

・世界一安全といって再稼働。(すぐに漏れて再停止)

・景気は回復基調と言い続ける日銀。(しかも奥の手マイナス金利)

・官房長官の口癖「問題ない」。「問題ない」。「問題ない」。・・・

・与党政治家の失言、ポカ、法律違反などの数々

 

あたりまえの信用というものが、どんどんなくなっていく。

 

きょうも、契約したにもかかわらず、鴻海によるシャープの買収契約が実行されない事態に陥っており、このままいけば今月末に期限を迎える5100億円の融資枠借り換えが実行されない事態もあり得るという。

もう、契約もへったくれもない。倒産させて、安く手に入れるということも可能になる。

 

今回、ショーンkは、はたして社会の「信用」を壊したんだろうか?

むしろ、ショーンkは信用崩壊した社会を、単に戯画的に取り出してくれただけじゃないのか?

 

「ほらみてごらん。

僕らの地球文明は、こんなにも崩壊した信用という相互理解の上に成り立っているけれど、こんなもん(肩書)に意味があるのかね?」と笑いながら。

●将来

ホスト界がほっとかないな。「ホラッチョ川上」で指名が凄いことになる。

顔は整形でもカッコイイし、声も良い。

しかも、上辺の愛のトークが巧い。

 

真実の愛なんていらない。

ただ、トークが欲しい。

そんな女性が山ほどいる。

●虚飾文明

2016問題なんてありませんよと、電車で人が倒れても、投身しても、自動車が横転しても、まったく知らん顔で社会が今日も虚飾を運営している。

世界では各国の中央銀行がこぞって、緩和とマイナス金利で虚飾経済を演出している。

中東を攻撃して、100万人とも200万人ともいう難民を生んでいるにもかかわらず、世界が虚飾の消費経済を謳歌している。

異常気象が今日もどこかで大洪水や竜巻や地震や噴火を生んでいるけれど、虚飾の報道がキヨハラの追跡を続けている。

すでに太陽が2つ現れているのに、NASAは無言を貫き、政府は知らん顔で虚飾の先進国サミットにうつつをぬかす。

たんに、ショーンk個人の経歴詐欺どころではなく・・・、この地球全体の虚飾化とそれに対する不感症人間の厚かましさが、とってもスゴイと感じる。

自分達の文明が根っこから虚飾にまみれているのに、単にショーンk個人の批判で盛り上がっている、それもスゴイと感じる。

この虚飾がいつになったら剥がれるのか・・・。

世界中の虚飾が剥がれたとき、いったいなにが真実だと、人々は気付くことができるのだろうか・・・。

 

虚飾の向こうに、事実がある。

事実の向こうに、真実がある。

真実の向こうから、光が差し込んでくる。