2015.09...テトラット最後の9月(4回続く皆既月食テトラットの最後が9月28日)、地震災害、社会動乱、経済破綻などが起きるのではないかと予想していた。
しかし、結局、大規模な異変は起きなかった。
むしろ、『なにもなかった』といっても過言ではないほどだ。
個別にみてみよう。
■欧州
難民問題が急浮上してきた。中東やアフリカにおけるアメリカのヤラセ民主化運動「アラブの春」から始まった暴動、テロ、内戦。それがアイシス叩きという名目でシリア攻撃に激化し、ロシアも参戦したことで一気に攻撃効果が高まったようだ。難民がヨーロッパ各国に何十万人と渡航していることで、人道上の保護問題のみならず、受け入れ国の経済負担が増し、社会治安が保てないなどEUの新社会問題となりつつある。これから先、世界経済が破綻し、戦争が増して来たら、世界中が難民で溢れそうだ。もちろん、日本海を越えて日本にも何十万人とやってくるだろう。カオスな世の中になることだろう。
■中東
中東といえば、 イスラエルが国家建設のため、新たな戦争を起こす可能性があるようだ。しかし、パレスティナについては、現在、フランスがパレスティナ国家の設立に関する国連決議を進めており、現在世界では既に136ヶ国がパレスティナ国家を承認している。その点、国際的にはイスラエルの肩身は狭い。ブチキレたイスラエルがどう動くか、心配ではある。
■中国
中国ではいよいよ経済崩壊が近いようだ。共産党政府は、圧倒的な政府権限で下落しはじめた株式市場への売り規制と資本テコ入れをしてきた。リーマン以降・4兆元(約50兆円)もの水ぶくれ金を、中国政府がばらまいたが、メッキがどんどん剥がれ墜ちている。先月の株市場の暴落で失われた時価総額は30兆元(570兆円)というから、ケタ違いだ。中国の「影の銀行」問題も当局が必死でいんぺいしている。
また、十字架の撤去などで、反政府行動を弾圧している。チベット族、ウイグル族など少数民族の迫害もひどい。天津爆発など、不可解な事故も多発しているが、政府は真相を隠している。それどころか、中国の戦勝70周年の軍事パレードを実施して、威厳をみせつけた。党政府の強がりがどこまで続くのか。まさに持久戦だ。
■米国
米国では、利上げが焦点になっていた。結果、「意外と米国の景気が悪くて、→利上げが遠のき、→その結果株価が上がる」という、漫画のような出来事が進行中だ。世界的な株価暴落が起きるとしたら、そのタイミングは9月から10月にかけてではないかと言う説もあったが、9月は打たれ強かった。
カリフォルニア州で発生した山火事も、国際的には経過報道がなく、鎮火しているのだろう。遠く離れた日本に1メートルに近い津波が押し寄せたチリの巨大地震も、危機感を喚起するにはいたっていない。
■日本
2015年9月11日に鬼怒川が堤防決壊して、大規模な浸水被害が起きた。ウォータークロックの時代到来を感じさせた。だが、あいかわらず災害復旧だけの報道で、これからも地球の次元上昇にかかるコメントは公式な報道ではいっさいされないのだろう。
阿蘇山も噴火、2000メートル上空に噴煙が上がり噴火警戒レベル3となったが、その後鎮静化した。東京直下地震は震源の深さが70キロ近くと深かったために震度も4~5に留まり、なんの危惧も喚起できなかった。自然災害が起きるようで起きない状態、それどころか箱根のように鎮静化してしまうことで人々の危機意識も希薄化してしまうということが繰り返し続いている。
政治的には、2015年9月19日に、参院本会議で安全保障関連法(戦争法)が強行可決された。戦争参加を否定する日本国憲法、それを解釈だけでいとも簡単に覆えしてしまった。
■ホ
ツイッターではホ問題を継続的に啓発してくれるひとが存在しており、それを日常的にキャッチしていると、現実の社会とのギャップにあらためて無力感を感じることが多い。現実社会では、住居や食事の対応がまったくないといってよく、4年半をすぎて、日本経済は復興印にむけて順調に回転している。
健康異常については、公式には甲状腺ガンは発生していないなどの隠蔽発信が堂々と展開されている。5年目6年目に向けて、おびただしい健康異常の爆発が予想されるが、現時点では、街寝や自動車の横転事故、電車での急病人などがツイートされている。個々には、白血病や出血異常なども発信されているが、人口の分母としてまとまった数の報告はされていない。
個別に社会の動きを見たら、「いよいよ、次元上昇の大転換が近いのか!」と思うこともある。しかし、あっというまに10月の中旬になった。9月のできごとをまとめようとおもっているうちに・・・だ。ほんとうに時間の過ぎるのが早い。そして、過ぎてしまえば『何事もなかった』かのように遠い目で先月を返りみている。
大地震は差し迫っているのだろうか。
経済破綻は近いのだろうか。
地球の大いなる次元上昇、光のシャワーの増加はほんとうに起きているのだろうか。