“土に根を下ろし、風と共に生きよう。
種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。
どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、
土から離れては生きられないのよ”
--------映画『天空の城ラピュタ』シータの言葉。
国家破たんしても、
「農」があれば、生きのびられる。
<体制が崩壊したって、ぼくらは道連れにならない>
いま、私たちは、 国家という大きな単位で生活する方法しか選べません。この方法は全体では大変経済効率のよい統治ですが、すべての人が部分の専門家(縦割り)となり全体を見通す能力が弱くなります。
また、土地で自活する能力をなくしたので、国家という全体が崩れると、たちまち倒産などで生活できなくなってしまいます。 ですから個人個人で自給手段である「農」をはじめることがたいせつです。
国家崩壊後も、全体の成り行きに左右されない暮らしをしようと思うなら、気心の合うなかまが徒歩で歩ける距離に点住して、「自給なかま」を形成することです。
中央集権的な国家制度や大量消費の資本主義システムに頼らない「助け合いの受け皿」を用意しておく必要があります。
この国で、生きのびる?
なら、「自給」するしかないでしょう?
<「ほ」から子孫をまもろう>
K産党中央執行部においては「東京は完全に安全だ」という認識だそうです。革新を標榜する党でさえそうなのですから、政府もマスコミも大企業も、ほぼほぼおなじ認識なのでしょう。
「復興」「食べて応援」というのはブラックジョークかとおもったこともありましたが、これだけ広範囲な国民の賛同も得ながら、真剣にすすめているところをみると、みんなが「東京は完全に安全だ」という認識でしょう。
では、チェルノブイリに学び、放射線の影響を「ありのままに」認識する立場ならば、どう対処したらよいでしょうか。子どもや孫、まだ見ぬ子孫たちに、五体満足を残してあげるためには、この地図に表示されていない領域に移動して、あらたに再出発をするのが賢明だとおもいます。
また、食物はこの地図の土壌が汚染されていることからみると、国内に流通する市販商品はすべて汚染が進んでいるとおもわれるため、「自分の食べ物は自分でつくる」という姿勢が、あとあとの健康をまもってくれることになるでしょう。