※エッセイです。

※はや、3.11なんだな。
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感慨深いな。
人類にとって 
幻影だった金融システムが、 
ついに終わるんだな。
この破綻のドミノは 
やがてすべての
システムを倒し、
止めるんだろう。
ああ。
潮は、引いていくんだな。
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  ☆彡
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金融危機は「グレートリセット」と言って、
世界支配者たちの
計画でもあるんですね。
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でも、日本人はとくに島国で
外敵がいなかったせいか、
最前線の収奪・闘争には
とんと無関心でした。
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「どうでもいい」。
「そんなことあるわけない」。
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平和で温和な国民性が
育っていきました。
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でも、ついに金融崩壊本格化の
フェーズに突入したようです。
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独立報道機関・ゼロヘッジによると、
倒産したシリコンバレー銀行への
1730億ドルの預金のうち
1515億ドルは保険の対象外ということで、
預金者の資金蒸発は
避けられない状況のようです。
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それは、銀行という信頼を
砂のお城のように
こわしていきます。
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具体的に言えば
ほかの大手メガバンクにも
破綻が連鎖しますので、
多数の預金者の資金は
蒸発していきます。
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ファーストリパブリック銀行、
パックウエスト銀行、
クレディスイス等など。
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もちろん、日本のメガバンクも
脆弱なところがありますし、
ソフト●ンクなど
とんでもない幻想金融に
生きてきた企業もあり、
ドミノ波及がとっても憂慮されます。
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  ☆彡
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アメリカは債務上限法案のストップで
それでなくても、
財政が綱わたりですね。
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政府資金を注入して救済すると言っても、
もともとの政府金庫がすっからかん。
どうやって資金を
捻出するのでしょうか?
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予測ですが、
このままいけば危険な銀行の
破綻ドミノがあるでしょうね。
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シリコンバレー銀行の
倒産の速さは
前代未聞でしたね。
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数カ月かけてだらだらと
破綻していくかと思ったら、
一晩で破綻しましたよね。
こういう速度感に
なったんですね。
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3月・4月・5月、
3か月もあれば金融危機が
世界に波及することは推測できますね。
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アメリカは債務上限で
職員の給与も払えませんから、
このころには政府の機能不全が
始まるでしょうね。
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政府機関の窓口が閉まり、
公共サービスが停止ということです。
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日本では夕張市の破綻がありましたが
公共病院の閉鎖やごみ収集の停止ですね。
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でも今回のアメリカ政府の規模感は
夕張市の百万倍もでかいんですね。
6月・7月・8月にかけて
アメリカ政府はどう存続するか。
議会は債務上限を撤廃するでしょうね。
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しかし、肝心のドルが
蒸発してしまうんですよね。
銀行の連鎖倒産で、
預金していたはずのドルが消えてしまう。
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こうなると、予算配分ができなく
なるため様々な政府公共分野で機能不全が
表明化しそうですね。
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  ☆彡
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幻影の資本主義ですが、
そもそも「土地本位制」なんですね。
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お金持ちってなんだ?
というと、
土地を担保にしてお金を借りて
ビルを建てて、ビルの商業価値を
担保にしてまた新しい土地を
手に入れて、この「創造」を
くりかえすんですね。
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ニューヨークの一等地も
中国の上海も
おなじですね。
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ですので、このリアルな土地が
いつしか「信用」という
幻影を生み出し、
資本主義として拡大して
いくのですね。
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ですので、
不動産に関して価格低下は、
幻影の資本主義を壊す
ものすごい破壊力なんですね。
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アメリカでの金融システム崩壊と同時に
土地建物を扱う幻影の資本主義も
じつは大崩壊しますね。
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この規模感はとても大きくて
それこそ世界恐慌2と
いえるようなものなんでしょう。
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住宅ローンを抱えている人たちは、
もう返済もできないし
返済すべき銀行もなくなって、
いったいどう債権を取り立てるのか?
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経験したことのない
大トラブル、あるいは
カオスになりそうです。
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アメリカには2万もの
金融機関が存在するようですが、
今後数か月以内に次々と
連鎖倒産が起こると予測されています。
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  ☆彡
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アメリカで金融危機が本格化すると
米ドルを救済しようとする勢力は
どうやってドルを買わせるのでしょうか?
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ブリックス諸国の資源と富は
もしかしたら
米ドルを救済できるかもしれません。
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ヨーロッパの金融、ユーロに
米ドルを買わせるかもしれません。
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しかし、ユーロ金融機関も
どんどんドミノ連鎖していくなかでは、
もうFRB発行の米ドルは生き残れない
とみるのが
妥当だと思われます。
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金融システムの崩壊によって、
一般人の反発は頂点に達しますね。
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中流・上流階級は
一文無しになったことに
腹を立てるでしょう。
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しかし、金融破綻のほんとうの
おそろしさは、
文無しではなくて、
社会システム停止を招く破壊です。
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政府公共分野で機能不全が
おきるだけでなく
銀行決済をとおる民間サービスは
すべて停止されますね。
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ですので、
崩壊後の社会機能不全と混乱は
ここから長期間継続するでしょうね。
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物資食糧の停止を受けて
多数の人々が収奪しあい、
命を落とすことになるかもしれません。
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  ☆彡
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もし、生存可能性を考えるなら、
グローバル交易によらない、
商品売買によらない、
原始的な物々交換型の
経済集団を形成することしか
ないでしょうね。
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たとえばここ阿南市では
まだ地域耕作が残っおり、
農業生産と消費者の物資を
交換して生き延びることも
可能ではあります。
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しかし1年2年とカオスの期間が
長引いてしまえば
農産物の種子がなくなるし、
交換に適する物資もなくなり、
物々交換も限界が来るかも
しれませんね。
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そういうことになったら、
どういう生存方法があるのでしょうね?
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苦しいから生き残ることをあきらめる、
そういう人も出てくるかもしれません。
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  ☆彡
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絶望だけの世界。
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希望無き世界。
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そういう極限の世界が、
金融破綻ドミノの末にやってくる?
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生き延びる希望とはなにか?
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究極は、
釈迦が若き頃自問した
「生きるとはなにか?」
ということを
すべての生存人類が問われる
そんな気がします。
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「生きるために食べる。何を食べるか?」
「生きるために蹴落とす。蹴落として何をまもるか?」
「生きるために分かち合う。何を分かち合うか?」
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お金じゃい。
それは明らかですね。
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この、究極の問答が、
じつはいま、
最終的にはじまったんでしょうね。
愛と。
光と。
客観の。
時代へ。